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アーユルヴェーダは自宅でのオイルマッサージでも可能なのか?

2020年03月05日
顔にクリームを塗っている女性

日本におけるアーユルヴェーダはインドの伝統的な医療としてではなく、オイルを使った独特のマッサージとして広まっており、人気のリラクゼーション法でもあります。しかしながら、アビヤンガをはじめとする施術には時間がかかり、受けられるサロンも一般的なマッサージほど多いとはいえません。とはいえ、オイルマッサージはセルフケアにも取り入れられるものであり、自宅でも少しの工夫で行うことが可能です。

自宅でセルフケアに取り入れるなら、まずはアーユルヴェーダのマッサージの特徴を押さえましょう。マッサージにはいくつかの傾向があり、ツボの刺激による効果を求めるのは東洋医学、とりわけ中国医学や日本の漢方におけるマッサージです。アーユルヴェーダにもツボの概念の始まりともいうべきマルマという概念があり、マルマへの刺激を特徴とする施術が行われているサロンもありますが、オイルマッサージの際にはツボやマルマは意識せず、オイルの感触や温かみを感じるのがポイントといえます。
また、スウェディッシュマッサージのように西洋的なもみ治療では、体の抹消から心臓に向けて力を加えていきますが、アーユルヴェーダは心臓から抹消に向けて施術を行います。アーユルヴェーダのオイルマッサージを取り入れる際は、体の先に向けて力を加えていきましょう。アーユルヴェーダのオイルマッサージにはデトックス効果も期待できるので、老廃物の排出を意識しながら行うのも効果的です。

自宅でオイルマッサージを行う場合、アビヤンガのように複数人による施術や、シロダーラのように特別な道具や設備が必要な施術は行えませんが、手足や顔といった局所的な施術は自分のペースで気軽に行えるので、セルフケアの場合は心地よく手が届く範囲に施すのがお勧めです。セルフ家としてオイルマッサージを行う際は、サロンでアーユルヴェーダを受ける場合と同様に、皮膚のトラブルが無いことや、体調が良い状態であることに注意し、体が冷えないように部屋を温かくして行いましょう。使用するオイルも、アーユルヴェーダを意識する場合は調整されたボディオイルではなく濃厚な植物油を湯煎で温めるのがポイントです。アーユルヴェーダのオイルマッサージはオイルが体に浸透することでデトックス効果を発揮すると考えられているので、できるだけ精製された化粧品グレードのオイルを用いることも重要です。施術後は短くても15分程度洗い流さずに体を温め、入浴は軽めのシャワーにすると揉み返し症状の予防につながります。