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アーユルヴェーダによる好転反応とは?どのような効果があるの?

2020年04月24日

アーユルヴェーダの中でも、特にオイルマッサージは体に大きな変化をもたらすものです。変化は少しずつ進んでいくのですが、その間には好転反応が現れる場合があります。好転反応はスキンケアの分野でしばしば登場する言葉で、スキンケア用品を変えた場合、一時的に角質の増加や皮脂の増加がみられ、肌荒れのような症状が起こる反応のことです。スキンケアにおける好転反応は、それまでとは違った刺激を受けることによって肌の新陳代謝が活発になり、ターンオーバーが促されることに伴って生じます。

アーユルヴェーダにおける好転反応は、体の中に蓄積されていた毒素や老廃物の排出が促され、体が正常な状態に回復しようとする回復力の活性化が起こったり、悪い物を排出しようとする自浄作用の高まりによって生じると考えられます。アーユルヴェーダは生命のエネルギーバランスを整えることにより健康を目指すものですが、老廃物やアーマと呼ばれる毒素の排出を促すことによって、エネルギーの循環を正常にすることも重視しています。そして、アーユルヴェーダの中でもオイルマッサージはデトックス効果に期待できる施術です。

日本でアーユルヴェーダとして広く普及しているオイルマッサージは、アビヤンガと呼ばれるもので、増えすぎると体を冷やし、メンタルの不調につながるとされるエネルギーのヴァータを腸に集めるとされています。伝統医療ではアビヤンガの後に腸の洗浄を行うのですが、一般的なオイルマッサージだけでも代謝が活性化したり、回復力が刺激されます。そのため、慢性化している不調がある場合、体が回復しようとすることによって、不調が慢性化する以前の状態に戻る場合があるのです。例えば、頻繁にお腹を壊していた後に慢性的な便秘が生じている場合には、便秘以前の状態が一時的に現れることがあるのです。また、毒素や老廃物の排出が促されるため、施術を受けた後は通常よりも排泄されるものが増えたり、普段よりも汗をかくことがあります。

好転反応がでると、それが好転反応であると分からない場合には施術が体に合わなかったと考えがちですが、好転反応の場合には一時的な不調の後に体調が改善されたように感じられます。ただし、蕁麻疹や強い不快症状を伴う鼻水、息苦しさなどが現れた場合には、施術に使用されたオイルや施術前後に摂取した食品などに対するアレルギー反応との区別がつかないので、かかりつけの医師に相談することをお勧めします。