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アーユルヴェーダには体質に合わせた食事法がある!その食事内容とは?

2020年03月21日
微笑む女性

伝統医療であるアーユルヴェーダでは、生薬を使った治療やオイルマッサージを用いた治療も行われますが、最も重要なことは日々の食事法といえます。アーユルヴェーダでは人間の生命エネルギーのバランスを整えるために、増えすぎたエネルギーを抑える食事が用いられます。

人間の体において運動を司るヴァータは、増えすぎることによって呼吸器や循環の疾患を引き起こし、精神的な不調を引き起こすと考えられるものです。ヴァータを抑え、体が冷えやすく生活リズムが不規則になりがちな体質を改善するには、食材だけでなく、味のバランスがとれた食事法が必要です。規則正しく食事をとるとともに、甘味や酸味、塩味のほかにも辛みや渋み、さらには苦みといったアーユルヴェーダにおける6つの味をバランスよく取り入れることが大切です。ダイエットや血圧対策のため、極端に甘味や塩味を控えると、アンバランスから間食をしてしまう原因にもなります。味付けは過剰な塩分と白い砂糖を控え、温かいものを取り入れるのがお勧めです。野菜をとるなら加熱したものを選び、果物は良く熟したものの摂取を心がけましょう。ショウガや温かい牛乳は取り入れやすい物といえます。

食物の消化吸収と体温の保持に関わるピッタが増え過ぎることは消化器や肝臓の疾患につながるとされており、精神的にもイライラ感が募りやすくなります。ピッタを抑え、体に熱がこもったり、皮膚トラブルが多い体質を良くするためには、酸味と辛味の摂取を控え、規則正しく食事をとることが必要です。塩分の強い調味料の使用を避け、緑黄色野菜や良く熟した果物を取り入れた食事を心がけるのが良いとされています。スパイスを使う場合は、体の熱を取るカルダモンや、胃腸の働きをよくするターメリックが理想で、パクチーとして知られるコリアンダーも勧められます。ピッタ体質は食欲が旺盛で、空腹は精神の安定に悪影響を及ぼすとされますが、アーユルヴェーダではアグニと呼ばれる消化機能を低下させないよう、食べ過ぎに注意しましょう。

体力の維持や体の保護に働くカパは、増えすぎることによって肥満やアレルギー疾患を起こすと考えられています。代謝が停滞することで体重が増えやすい体質が気になるのであれば、甘味や酸味の強い果物や水分の多い野菜は控え、温かい野菜と渋みのある色の濃い豆類を取り入れるのが良いです。味付けには塩味を控えて黒コショウやチリペッパーなどのスパイスを取り入れ、温かい物をゆっくりと食べる食事法が勧められます。